ブログアーカイブ

不動智神妙録03

禅宗で「仏とは」と問えば、拳を差し上げることでしょう。「仏法の極意とは」と問えば、問う声が未だ終らぬうちに「一枝の梅の花である」とか「庭の柏の樹である」などと答えるに違いありません。その答が善いとか悪いとかをいうよりも、

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自閉症とマインド・ブラインドネス01

人間が心を読むシステムの分離した4成分 意図の検出器(ID) Intentionality Detector。心の状態を読むために現代人の乳幼児に生得的に備わっている行動の一部。視覚と触覚と聴覚で働く。欲求や目的という意

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量子力学の哲学01

■量子力学の哲学における4つの課題 測定前の物理量は確定した値をもつか(実在するか) 非局所相関はあるのか(空間的に遠く離れたものどうしが一瞬で影響を与え合えるか) 射影公理をどう扱うか(状態の収縮をどう扱うのか) 4.

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玲瓏集

一切衆生悉く仏性あり 【中略】 座の周りに数多くの鏡を掛け、中心に灯りを一つ置くと、どの鏡にも、灯りが一つずつ見えます。灯りは一つしかないのですが、鏡にはそれぞれ灯りが映るのです。仏性もただ一つですが、それがすべての生き

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不動智神妙録02

千手観音の不動智 千手観音だとて、手が千本おありになりますが、もし、弓を持っている一つの手に心がとらわれてしまえば、残りの九百九十九の手は、どれも役にはたちますまい。一つの所に心を止めないからこそ、千本の手が皆、役に立つ

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不動智神妙録01

不動明王の教え 諸仏不動智 諸仏不動智という言葉があります。 不動とは動かないということ、智は智恵の智です。動かないといっても、石や木のように、全く動 かぬというのではありません。心は四方八方、右左と自由に動きながら、一

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ウィトゲンシュタインの誤診 -『青色本』を掘り崩す 永井均著

誤解の余地はないと思うが、さらにダメ押しをしておくなら、この「他人が独我論的世界観を持つことは独我論に反する」という考えもまた、他人が持てば独我論に反する。そして、この構造はどこまでも反復し、どの段階であれ自他に共通の地

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欲求が先か、快楽が先か

動機づけにおけるドーパミンの役割  長い間、中脳腹側被蓋野から前脳基底部に至るドーパミンニューロンの投射は、快楽報酬 hedonic reward, 別の言葉でいえば快感を伝えると信じられていた。摂食行動の場合,ドーパミ

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『狐憑』

今日は中島敦著『狐憑』を読みました。 ホメロスと呼ばれた盲人のマエオニデェスが、あの美しい歌どもを唱ひ出すよりずつと以前に、斯うして一人の詩人が喰はれて了つたことを、誰も知らない。 で終わるこの作品は、「人類最初の詩人の

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