「ふみにじる」ということば、知ってるよね。 「友達のやさしさをふみにじる」そんな使い方をするよね。 そのことばの元は、人の心のことではなく、お花などの植物をふんでめちゃめちゃにするという意味です。「にじる」というのは、じ…
「ふみにじる」ということば、知ってるよね。 「友達のやさしさをふみにじる」そんな使い方をするよね。 そのことばの元は、人の心のことではなく、お花などの植物をふんでめちゃめちゃにするという意味です。「にじる」というのは、じ…
──第3節 光明主義は縄文的霊性の完成── 光明主義には弥生的霊性の完成にとどまらず、それをも突きぬけて縄文的霊性の完成の意義もあります。 弁栄聖者の霊性や鈴木大拙博士の「日本的霊性」にもみられるように、日本には霊性の豊…
現在を変える 南無阿弥陀仏とお念仏をお称えする人は、いつも心の中に阿弥陀様が住んでくださいます。 しかし私たちは凡夫ですから阿弥陀様が心に住んでくださっていても、ついつい悪い心がおこってしまいますね。 ですが、阿弥陀様が…
養育行動という私の概念の中心となるのは、両親による安全の基地の提供である。子どもや青年は,その安全の基地から外の世界に出ていけるし、戻ってきたときには喜んで迎えられると確信して帰還することができる。身体的にも情緒的にも糧…
私は、就寝前に子供と一緒に絵本の読み聞かせをしています。 子供は気に入った本があると、同じものを何度も読んでとせがみます。 今のお気に入りは、しんかん君シリーズです。 親にとっては、何度も同じものを読むのは抵抗があるもの…
◇〈弁栄聖者ご法話〉聞き書き その一(別時の説教)〈つづき〉 ▽授戒 一月二十八日の朝八時から授戒会が始まった。本堂には三昧仏が掛けられ、幕が張りめぐらされ、四、五十人の信者が集まった。念仏を申し、礼拝儀を称え、お説教を…
──第2二節 光明主義は弥生文化(稲作)的霊性の完成── さきに日本文化の重層的立体性の構造について述べました。即ち大乗仏教的地平、その背景に弥生(稲作)の文化の地平、そして更にその奥底に縄文的文化が存在していて、それら…
おシャカさまが、布のたとえの話をおえると、スンダリカという人が質問しました。 「では、おシャカさま、パーフカー河にいきましょうか?」 昔からインドでは、水に心をきれいにする力があると信じられ、河の水につかる習慣があります…