信仰の型

信仰において大切なことの一つは、その型です。
例えば、車のおにぎりの型にご飯を詰めると車の形をした、おにぎりができあがります。しかし、いびつな型にご飯を詰めますと、出来上がった、おにぎりもいびつなものになってしまいます。信仰も同じです。「南無阿弥陀仏とお称えする」という型どおりにお念仏していますと、阿弥陀様のあらゆる徳が私達に備わってきて、生きているうちから幸せになることができます。
ただ、型がいくら立派でも、充分にその型につめなければ立派な形はできあがりません。車のおにぎりの型にご飯を少ししか詰めなかったならば、はやりいびつなもしかできあがりません。信仰もそうです。阿弥陀様に全てお任せして生活していく事が大切です。その阿弥陀様に全てお任せして生活していく事を仏教の言葉で「南無」といいます。「南無阿弥陀仏」の「南無」にはそのような意味が込められていたのです。「全てお任せ」といいますのは「自分の全て」ではなく、「共に生きているものの全て」です。目に見える生物だけではなく、頂いてしまった食事も、ご先祖様も目には見えなくても、私達と共に生きているのです。私達はそれらの命を共に極楽世界へ連れて行く責任を担っているのです。

カテゴリー: 大願寺, 大願寺だより, 檀信徒, 法話

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