前年の良いことも悪いことも、南無阿弥陀仏のお念仏をとなえる事によって信仰の糧へと変化させる(修正1する)法会です。
自らの事だけではなく、私たちのお念仏が、あまねく一切に届くような心持ちでお念仏いたしましょう。
蓮の華は泥の中にありながら、その泥の色に染まることのない美しい花を咲かせます。私たちもこの苦しみの世界にありながらも、その苦しみに染まることのない美しい信仰の華を咲かせていくことが重要です。
しかし蓮の華は、太陽の光に照らされた泥を養分にすることによって美しい花を咲かせたのです。
それと同じように、私たちも過去のあらゆる失敗を阿弥陀様の光明に照らしていただき、麗しい信仰の糧としていうことが大切です。
願わくはこの功徳を以てあまねく一切に施し
同じく菩提心をおこして安楽国に往生せん
総回向文
また、大願寺では修正会とともに、婦人会の新年会も併修いたします。
1月25日は法然上人のご命日ですから、皆で、ご遺訓の「一枚起請文」を拝読し、お念仏の大切さを実感することが大切です。
- “正”月の”修”法であるあるので修正とするという説もあります。修正会は「しゅしょうえ」と読みます。 [↩]